国際私法上の当事者利益による性質決定 | 有斐閣
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国際私法上の当事者利益による性質決定

国際私法上の当事者利益による性質決定

大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) > 大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) 53

国友 明彦 (大阪市立大学教授)/著


2002年04月発売
A5判上製カバー付 , 272ページ
定価 7,150円(本体 6,500円)
ISBN 4-641-04614-X


国際私法・国際取引法

在庫なし

国際私法における,当事者間に特別の関係のある場合に,それに関連した生じた損害賠償・利得返還請求の問題をその特別の法律関係の準拠法によらしめるかあるいは法例11条によらしめるべきか,を取り扱ったもの。
目次
《主な目次》
序 章
第1章 前提となる法性決定の総論的問題
 序
 契約と不法行為の抵触規則の競合問題の意義とその解決のためにとられうる理論構成
 法規からの問題設定か事実関係からの問題設定か
 送致範囲の確定
 法性決定の方法
第2章 契約と不法行為の抵触規則の競合問題
 序
 抵触規則の競合問題に関する諸説
 附従的連結を認める立法
 結び
第3章 契約締結上の過失責任の法性決定
 序
 日本の裁判例・学説
 ドイツ・スイスの裁判例
 ドイツ・スイスの学説
 結び
第4章 不当利得と基本関係の間の法性決定問題
 序
 日本の学説・判例
 ドイツの学説史
 一九七八年オーストリア国際私法
 一九八七年スイス国際私法
 ドイツの一九八三年以降の学説および立法
 フランスの学説
 結び
第五章 婚約破棄に関する国際私法上の問題
 序
 日本の学説・裁判例
 ドイツの学説・裁判例
 フランスの学説・裁判例
 結び
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