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書斎の窓

 

編集室の窓

六法編集部から……

 今秋からの六法刊行に向け編集部は大忙し!……と威勢のいいことを書いてみたものの、本稿執筆時点では、国会での法案審議はあまり進んでいない。今国会でも成年年齢の引下げや相続法の改正、働き方改革などが予定されているが、いくら法案があっても成立しないと六法を改訂できないので、なんとももどかしい状態である。本稿が皆様の目に触れる頃には、冒頭のように忙しくなっている予定ですが、果たして……? (お)

雑誌編集部から……

 ジュリスト7月号の特集では、今年の5月から適用が開始されたEUの一般データ保護規則を取り上げます。EUと関わる取引を行う企業にとって必読の特集です。続く8月号は、成立から10年が経過した保険法の特集です。一方、法学教室7月号の特集は、再確認・民法の基本の1回目。学部3、4年生に向けて民法学習における基本となる論点や概念に焦点を当て、正確な理解を目指します。実務と学習、それぞれにお役立て下さい。 (Y)

法律編集部から……

 前号でお知らせしたインスタグラムに続き、遅ればせながら当編集部のTwitter「@Yuhikaku_hhsh」を開設しました。これで小社のすべての編集部が揃いました。

 まずは新刊本の紹介からスタートしましたが、既刊本も含めたオススメ本の紹介など、「企画もの」も発信していきたいと思います。試行錯誤を重ねながら充実させていきたいと思いますので、温かく見守りつつ、フォローやリツイートをお願いいたします。 (G)

経済・人文編集部から……

 いま注目の的となっている日本の政治。その日本政治を巡る問いを解きながら主権者の視点で描く『日本政治の第一歩』(ストゥディア)が刊行されます。さらに同じストゥディアから、岐路に立つ日本企業の人事管理に関して、トピックスを豊富に取り上げつつ、一連の実務を解説する『人事管理』が出されます。一方、医療に焦点を当て、優れた事例をマーケティングの視点から分析する『医療マーケティングの革新』も刊行されます。 (S)

編集後記

 暑い日が続いております。この編集後記を執筆しているのは梅雨入り前ですが、すでに夏日が続いており、皆様が本号をお読みになる頃はさらに蒸し暑い日が続いているのではないでしょうか……。

 5月号から連載が始まりました交告尚史先生の「巻頭のことば」。今回は真剣師のお話です。「奇手」といえば、木村義雄・阪田三吉の対局での、2手目・阪田の端歩突きも思い出されます。阪田は大敗しましたが、この一局を観戦していた織田作之助は『聴雨』でその一手の感動を著し、名勝負として今に伝わります(短編内では「坂田」の表記)。

 そして、本号から宇野重規先生の、ドイツからのレポート連載「ベルリンで考える政治思想・政治哲学の﹁いま﹂」が始まります(折しも有斐閣から最も近い映画館である、岩波ホールでは『マルクス・エンゲルス』が上映)。

 「図書目録2018」ができあがりました。ご希望の方は、ホームページ等からお申し込みください。 (K)

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