編集室の窓

六法編集部から……

　好評発売中の国際条約集2018年版は函と表紙に新緑の季節にぴったりの若葉の色があしらわれています。核兵器禁止条約などを新収録し、日米物品役務協定を新協定に差し替えるなど、最新の内容に改訂しました。日々の学習、国際情勢の把握にご活用ください。新年版の六法刊行を目指して国会の動向が気になる季節です。今年も成人年齢に関する民法改正をはじめ重要法案が多数ありますので、引き続き注目してまいります。 （Ｆ）

雑誌編集部から……

　法学教室4月号特集「再確認・法学の出発点」では「条文の大切さ」を再確認しました。5月号以降の特集では「憲法」「刑法」「民法」の「基本」を再確認していきます。ジュリストでは「ＮＨＫ受信料訴訟大法廷判決のインパクト」（5月号）、「新しい信託法10年の課題」（6月号）、「ＥＵ一般適用データ保護規則の適用開始をめぐって」（7月号）といった、重要判例や注目の法動向を特集してまいります。益々充実の両誌にご期待下さい。 （Ｋ）

法律編集部から……

　新年度テキストの刊行ラッシュを乗り越え、編集部にはほっとした空気が流れています。先生方のご尽力により、この春も、テキストをはじめ、多くの書籍を出版することができました。誠にありがとうございました。

　ところで、当編集部ではインスタグラムを始めました。アカウント名は「yuhikaku_lawbook」です。新刊、改訂版の写真をアップしています。なかには、工夫をこらした力作（？）も。書影とともにお楽しみください。 （Ｚ）

経済・人文編集部から……

　超高齢社会を迎え、社会保障制度の重要性が増すばかりです。その政策立案の舞台裏で活躍した厚生官僚のオーラルヒストリー『戦後社会保障の証言』が刊行されています。『最低生活保障の実証分析』は、生活保護に関して大規模データを用いて定量的に分析した上で、今後のあり方を探る一冊です。一方、難しいイメージをもたれる損害保険について、豊富な図表と写真を用いて解説する標準テキスト『損害保険』も刊行されます。 （Ｓ）

編集後記

　本号から大村敦志先生による「新・民法小説」の連載が始まります。登場人物紹介や「民法小説」の資料写真等を「書斎の窓」ｗｅｂ版で掲載しております。ぜひこちらもご覧ください。

　このたび、有斐閣の公式キャラクターの「ろけっとぽっぽー」が、ぬいぐるみになりました。掌におさまる、ふかふかのマスコットとなり、限定1000個で全国47店の書店・大学生協にて3月より販売。法学部の方にも、そうでない方にもご好評いただきました。お買い上げくださったみなさま、ありがとうございます。発売当初から売り切れの店舗も多く、入手できなかったみなさま、申し訳ありません。

　ぽっぽーをお出かけにご一緒させていただいている写真のツイッター投稿など、とてもうれしく拝見しています（有斐閣営業部アカウントでもご紹介しています）。ぜひ『ポケット六法 平成30年版』もご利用、ご推薦いただければ幸いです。

　（Ｋ２）