六法編集部から……
通常国会において、祝日法の改正が成立し、8月11日は「山の日」という祝日に定められ、平成28年より施行されます。
ちなみに「海の日」「山の日」とくれば、「川の日」はあるのか気になりますが、何月何日かご存知でしょうか。
答えは7月7日。七夕の天の川や、水に親しみやすい季節という理由から、国土交通省により定められているようです。将来、「川の日」も祝日となるのか、注目です。 (A)
雑誌編集部から……
雑誌編集部では例年この時期、有斐閣法律講演会を開催してきました。本年は法律講演会に加え、7月24日に有斐閣法律セミナー「必聴!会社実務における判例の読み方と会社法改正の影響」を開催いたします。実務必携のテーマについて、訴訟実務の第一線で活躍される先生方を中心にご議論いただきます。なお、法律講演会は8月29日に「憲法事例問題を対話する」をテーマに開催いたします。ご来場をお待ちいたしております。 (K)
法律編集部から……
本欄執筆時は国会は終盤を迎えていますが、本誌をご覧いただく頃には閉会し、会社法改正法案、行政不服審査法改正法案といった重要な法改正の成否も、決していることでしょう。法律出版社にとっては、やきもきする季節といえます。さて、今月は伊藤眞著『民事訴訟法〔第4版補訂版〕』、弥永真生著『リーガルマインド商法総則・商行為法〔第2版補訂版〕』が刊行となります。それぞれ研究・学習にとって定評の書です。どうぞご期待下さい。 (H)
経済・人文編集部から……
高齢化が急速に進み、これまでの前提に変革が迫られています。「心」に関しても見方を変える必要があります。老いのメカニズムから実践的知見までを『老いのこころ』が解説します。高齢化でさらに重要性を増す人材サービス産業を捉える『人材サービス産業の新しい役割』、低成長下での革新を解明する『サービス・イノベーション』、社会意識の変化を再検証する現代社会論『現代日本の「社会の心」』など、今月も続々と新刊を世に問います。 (S)
編集後記
中谷和弘先生の「ドルチェ国際法」が本号よりスタートしました。
その第1回は「外交公嚢の使い方」。外交公嚢にまつわる驚くべき事例が次々に紹介され、外交上の様々な問題が浮かび上がってきます。早くも次回が楽しみです。
前号で、昨年12月に刊行を開始した新シリーズ「ストゥディア」について、その概要をご紹介しました。引き続き、本号では同シリーズの6点について、著者の先生による「自著を語る」を掲載しています。労働法、経済理論、金融、ベンチャー論、マーケティングと分野は様々ですが、本シリーズを通底する特徴がお分かりいただけると思います。次号では『民事訴訟法』の「自著を語る」を掲載します。
早いもので、小誌に関わって1年が経ちました。今まで1人で編集してきましたが、本号より待望の新メンバーが加わり、気分一新といったところです。 (M)