第一編 目的的行為論・法益論・戦後刑法学 第一章 目的的行為理論の法思想史的考察 第二章 刑法における法益概念の歴史的展開 第三章 保護法益,性質・分類・順序─立法論的検討 第四章 法益論の一考察 第五章 違法論における行為無価値論と結果無価値論 第六章 戦後刑法学における行為無価値論と結果無価値論の展開 第七章 戦後日本における刑法判例の形成と展開 第二編 日本における「古典学派」刑法理論の形成と展開 第一章 「古典学派」刑法理論の形成過程 第二章 「古典学派」刑法理論の展開 第三章 「古典学派」刑法理論と立法問題 ──戦前期刑法改正事業と治安維持法とに対する対応 第四章 「古典学派」刑法理論の一断面 ──瀧川幸辰と小野清一郎の相互の理解と評価 第五章 「古典学派」刑法理論の一側面 ──旧「刑法」から現行「刑法」への移行についての理解と評価 第六章 「古典学派」刑法理論と判例・実務──共謀共同正犯を中心に 第七章 瀧川幸辰の刑法理論 第三編 通 史 第一章 刑法理論史(外国) 第二章 刑法理論の歴史的概観(日本) 補 論 |