第1部 現代財政の課題 1 シンポジウム:「なぜ」財政再建ができないのか(パネリスト:竹中平蔵・曽根泰教・富田俊基・田中秀明/コーディネーター:小池洋次) 2 特別講演:「日本の財政学50年 一財政学者としての私の歩み」(講演者:本間正明/司会者:井堀利宏) 3 現代財政学の到達点と課題 マスグレイブ3機能論の批判的摂取(内山 昭) 適正負担原則の現実と課題(八巻節夫) 所得税進展の軌跡(吉田義宏) 福祉国家の建設(今井勝人) 第2部 研究論文 オランダにおける2001年税制改革(島村玲雄) 韓国のEITC(勤労奨励税制)改革による所得再分配効果(朴 寶美) ロシア型財政調整制度による地方交付税改革のシミュレーション分析(竹本 亨) 消費税の税収変動要因の分析(上田淳二・筒井 忠) 研究開発と法人税制(前川聡子) 公的年金給付増大が個人住民税の課税ベースにもたらす影響について(八塩裕之) 三大都市圏における社会資本整備の経済効率性からみた評価(中村悦広・中東雅樹) |