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独占禁止法の基礎理論

独占禁止法の基礎理論 -- 取引の自由から競争秩序へ

独占禁止法によって保護がはかられる自由とは何か?

川濵 昇 (京都大学教授)/著


2024年03月発売
A5判上製カバー付 , 520ページ
定価 8,580円(本体 7,800円)
ISBN 978-4-641-24321-7
Theoretical foundations of anti-monopoly law

経済法 > 企業法・独占禁止法

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独占禁止法による自由は,それによって制約される事業者活動の自由と緊張関係に立つ。では,そもそも,独占禁止法によって保護がはかられる自由とは何か?その根本的な問いに対してあらゆる角度から考察し究明する。これまでの著者の研究成果をとりまとめ,書き下ろしも含めた意欲作!
目次
 第1編 市場秩序と独占禁止法
第1章 取引の自由と契約の自由──営業の自由論争再訪
第2章 市場秩序法としての独占禁止法──市場をめぐる法と政策
 第2編 正常な競争と逸脱
第1章 独占禁止法2条5項(私的独占)の再検討
第2章 私的独占解釈論の現状と課題
第3章 不当廉売規制における費用基準とその論拠
第4章 カルテル規制の再検討──合意の機能と協調促進的慣行
 第3編 市場支配力分析の意義と実際
第1章 「競争の実質的制限」と市場支配力
第2章 市場支配力基準及び消費者厚生
第3章 単独効果の理論的基礎──水平的企業結合規制の再検討
 第4編 法と経済学
第1章 独占禁止法と経済学
第2章 法と経済学の現状と課題
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