「民法と労働法」講義 | 有斐閣
HOME > 刊行予定 > 「民法と労働法」講義
「民法と労働法」講義

「民法と労働法」講義

「契約」をめぐる民法学と労働法学との対話の試み

森田 修 (学習院大学教授)/著


2025年09月27日発売
A5判上製カバー付 , 560ページ
予定価 7,150円(本体 6,500円)
ISBN 978-4-641-23345-4


民法一般
労働法

ご購入はこちらから オンラインショップ


※価格表記が「予定価」となっている場合、お支払額が変更になる場合があります。
※近刊の書籍ですので,ネット書店によっては,書籍詳細ページがまだ出来ていない場合があります。その場合は,他のネット書店でお探しいただくか,日を改めてご確認ください。


労働契約をめぐる裁判例の近時の展開に,民法学における最先端の契約理論による分析を加える。就労契約関係について,民法学と労働法学を理論的・学問的に架橋して,両者の対話の基礎を築き,相互作用の可能性を啓く。
目次
 序論
第1部 契約規範論と「労働契約」
 第1講 契約意思と労働契約(日新製鋼事件)
 第2講 契約解釈・補充と労使慣行(商大八戸ノ里ドライビングスクール事件)
 第3講 定型約款と就業規則(秋北バス事件)
 第4講 契約の法性決定と労働者概念(横浜南労基署長(旭紙業)事件)
 第5講 「契約規範の実質原理」と正規・非正規格差(ハマキョウレックス事件)
 第6講 契約複合と労働者派遣(パスコ事件)
 「民法と労働法」第1部の小括
第2部 契約責任論と「労働契約」
 第7講 本質的債務論と労働時間規制(大星ビル管理事件)
 第8講 危険負担・受領遅滞と休業手当(ノースウエスト航空事件)
 第9講 安全配慮義務論と労働契約(大石塗装事件)
 第10講 契約法理論と配転(東亜ペイント事件)
 第11講 契約法理論と懲戒(ネスレ日本事件)
 第12講 契約解除と解雇(高知放送事件)
 第13講 契約の終了と「雇止め」(日立メディコ事件)
 結びに代えて
Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016