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法人における悪意判断の法的構造

法人における悪意判断の法的構造

溝渕 将章 (上智大学准教授)/著


2024年03月発売
A5判上製カバー付 , 280ページ
定価 4,840円(本体 4,400円)
ISBN 978-4-641-23328-7


民法総則

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法人にかかわる自然人のうち誰が悪意の場合に,法人が悪意とされることになるのか。それを判断する基準や構造について,我が国の学説を振り返るとともに,ドイツとの比較法的検討を行い,日本法への新たな示唆を提供する。

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目次
第1部 法人における分業的組織構造と「悪意の効果帰属」
 第1章 日本法の理論状況
 第2章 ドイツ法1──BGB166条1項と悪意の効果帰属
 第3章 ドイツ法2──担当者の悪意と法人の法律関係
 第4章 ドイツ法3──非担当者の悪意と法人の法律関係
 第5章 ドイツ法の分析と日本法への示唆
第2部 親子会社における悪意判断の法的構造
 第1章 問題の所在
 第2章 ドイツ法における議論の展開
 第3章 日本法への示唆
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