フィデューシャリー・デューティーの最前線 | 有斐閣
HOME > 詳細 > フィデューシャリー・デューティーの最前線
フィデューシャリー・デューティーの最前線

フィデューシャリー・デューティーの最前線

第一線で活躍する研究者と実務家による研究成果がここに。

神作 裕之 (学習院大学教授),三菱UFJ信託銀行フィデュ-シャリー・デューティー研究会/編


2023年08月発売
A5判並製カバー付 , 354ページ
定価 3,740円(本体 3,400円)
ISBN 978-4-641-23316-4


民法一般
商法一般・総則・商行為

○在庫あり
書評等

ご購入はこちらから オンラインショップ

※「在庫あり」の商品でも,各ネット書店で在庫がない場合がございます。その場合は,最寄りの書店に直接ご注文ください。


フィデューシャリー・デューティーは,専門性の高い受託者の登場する関係性を紐解く核として注目されている。金融関係のみならず,現代的事業に関連して,海外の現状なども紹介しながらを深く検討する。気鋭の研究者と実務家による研究の成果をまとめた。
目次
第1章 情報の取引と信託 加毛 明
第2章 プラットフォーマーはフィデューシャリーか ─デジタルプラットフォーマー の責任を巡る議論とフィデューシャリー概念の交錯 友松義信
第3章 複数の事業の併営に基づく利益相反と情報規制 ─銀行とデジタル・プラット フォーム事業者 神作裕之
第4章 ESG投資と信認義務 友松義信
第5章 日本法の下でのESG/SDGsを考慮した投資と法的責任 有吉尚哉
第6章 公益信託の潜在力──アメリカの寄付者助言基金を参考に 溜箭将之
第7章 公益信託の目的と受託者の善管注意義務・忠実義務 吉谷 晋
第8章 近時のフランスにおける「利益相反(conflit d’interets)」をめぐる議論
 ──「利益相反」の体系的受容と一般法理化? 中原太郎
第9章 米国における取締役の不作為の責任──1891年のBriggs判決から2006年のStone判決に至るまで 萬澤陽子

書評等

※『証券アナリストジャーナル』(2023年12月号)の「新刊紹介」に掲載されました。

Copyright©YUHIKAKU PUBLISHING CO.,LTD. All Rights Reserved. 2016