巻頭言:内野正幸 【第1特集:教育人権保障と教育法学の50年】 教科書の法制度をめぐる史的展開と今日的課題:浪本勝年/教育法学の境界の再定位:世取山洋介/教育法学における「原理の問題」:中川律 【第2特集:自主性擁護的教育法の到達点と課題】 「不当な支配」禁止原理の現段階:安原陽平/新学習指導要領にみる教育課程政策の現代的特徴:谷口 聡/軍事法制・安保法制と現代教育法学の課題:城野一憲 【第3特集:「子どもの権利条約」と教育法学の現代的課題】 子どもの権利条約のフォローアップメカニズムと広がり:神 陽子/わが国における子どもオンブズパーソン制度の現状と課題:野村武司/子どもの権利保障における意見表明権の意義:伊藤健治 【第4特集:教育条件整備法研究の到達点と課題】 教育法学における教育条件整備研究の到達点と課題:宮澤孝子/真に求められる少人数学級制の内容・方法に関する考察と提言:山﨑洋介/都立特別支援学校の深刻な実態と児童・生徒の教育権:金崎 満/過疎地の教育条件整備と地方自治:鈴木大裕 【自由研究】道徳教育と宗教教育の位置づけ:堀井祐介/20世紀子どもの権利の歴史的な起源と研究課題:塚本智宏/「私事の組織化としての公教育」批判の批判的分析:宮盛邦友/教育トラブル経験に関する分析:土屋明広/大川小学校津波被災訴訟「最高裁決定」の検討:三上昭彦 【投稿審査論文】 「インクルーシブ教育システム」による学級編制,就学指導の変化と教育条件の質的低下について:山﨑洋介 【特別企画】日本教育法学会50年のあゆみ |