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BEPSとグローバル経済活動

BEPSとグローバル経済活動

国際課税の最先端を探る

中里 実 (東京大学教授),太田 洋 (弁護士),伊藤 剛志 (弁護士)/編著


2017年11月発売
A5判上製カバー付 , 338ページ
定価 5,940円(本体 5,400円)
ISBN 978-4-641-22727-9
BEPS and Global Business Activities

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タックスヘイブン等を利用した租税回避が活発化し,各国法人税源の深刻な浸食を招いている。OECDは2015年にいわゆるBEPS問題に対処するための行動計画を最終報告として公表した。本書では最終報告を素材に国際課税理論・実務の最先端を考察する。
目次
1 一般的租税回避否認規定とナチスドイツ(中里 実)
2 企業結合型インバージョンと米国新インバージョン規制(太田 洋)
3 富裕層の海外移住と国外転出時課税制度の創設(太田 洋・飯永大地)
4 行動2:ハイブリッド・ミスマッチ・アレンジメントの無効化(伊藤剛志)
5 行動3(有効なCFC税制の構築)最終報告書(藤谷武史)
6 行動5:有害な税制への対抗(渕 圭吾)
7 行動6:不適切な状況での租税条約の特典の付与の防止(園浦 卓)
8 行動7: 人為的なPE回避の防止(野田昌毅)
9 行動8─10:移転価格の帰結と価値創造との整合(水島 淳)
10 行動13:移転価格文書化(中村真由子)
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