憲法の時間 | 有斐閣
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憲法の時間

憲法の時間

わかりやすい憲法の入門書

井上 典之 (神戸大学教授)/編


2016年12月発売
四六判並製カバー付 , 286ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-22711-8
Guidance on the Constituition of Japan

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書評等

憲法はわからない? わかった気がしない。そんなもやもやを解消します。わかりやすいことばで憲法のルールや知識を解き明かします。一般教養的な知識として「憲法」というものを知るには最適な1冊です。これを読めば憲法が「へえ,そうなのか」と理解できます。

※四天王寺大学のウェブサイトにて,本書の紹介と,共著者の一人である春名麻季先生のコメント等が掲載されています。 
 →記事を読む(四天王寺大学のウェブサイトにジャンプします)

◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!  →記事を読む
目次
第1編 憲法が保障する権利とは?
Ⅰ人権保障の総論
 1憲法の基本原理としての「基本的人権の尊重」
 2「基本的人権」はどのようにして生まれた?
 3「公共の福祉」という厄介な問題
 4人権はだれのもの?
 5会社にも人権?
 6人権はだれにたいするもの?
Ⅱ人権規定──包括的人権
 7菊のパスポートがもつ意味とは?
 8憲法のもっとも大切な考え方とは?
 9幸せになりたい!
 10同じだから平等?ちがうから平等?
 11家族にも差別がある!?
 12憲法が保障する家族とは?
第2編 人権として保障されているもの
Ⅰ人身の自由と手続的権利
 13いまどきの奴隷や苦役を考える
 14僕は有罪,君は……無罪??
 15死刑はやめた方がよい?
Ⅱ人間の精神活動
 16心の中は聖域ではない?
 17宗教を信じる者は救われる?
 18お祭りに補助金を出すことは許されるか?
 19DVDのモザイク
 20コマーシャルも規制される
 21インターネットはなんでもあり?
 22ビラを配るのも注意が必要!
 23甲子園での応援も規制されるか?
 24学校の中心で,権利をさけぶ
 25勝手に大学の教室は使えない
Ⅲ経済生活と財産
 26お金儲けをはじめるということ
 27営業活動には規制がいっぱい
 28土地やお金は大切です!
 29クルマは生活必需品ですか?
 30「ストライキ」って何?
第3編 国民主権と政治のしくみ
 31政治の最終的決定権をもつ国民
 32代表者を選ぶための方法とルール
 33数を頼みにする国会でいいのか?
 34仕分けで決まる予算?
 35リーダーとしての首相とその仲間たち
 36都道府県や市を勝手になくすことは可能か?
第4編 権利や憲法をまもるしくみ
 37裁判所のお仕事
 38もめごとを解決する裁判のしくみ
 39ボクも「憲法違反だ!」と言いたい
 40ルールがおかしいのか?使い方がおかしいのか?
第5編 憲法とはどのような法?
 41国を形作る法としての憲法
 42憲法によって統治権はしばられる
 43国の最高のきまり
 44憲法を変えるとは?
 45平和な社会に憲法が活きる

書評等

※『法学セミナー』2017年4月号「新刊ガイド」に掲載されました。
※『受験新報』2017年2月号の「図書紹介」に掲載されました。

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