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比べてわかる心の発達 -- 比較認知発達科学の視点

「育ち」を科学する

板倉 昭二 (同志社大学専任フェロー教授・赤ちゃん学研究センター長)/編著


2023年07月発売
A5判並製カバー付 , 260ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 978-4-641-18460-2
Introduction to Comparative Cognitive and Developmental Science

心理学 > 心理学その他
やさしい入門書

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霊長類を始めとした多くの動物と比べながらヒトの「育ち」を科学する──発達を「体が大きくなること」とだけ考えるのではなく,ヒトとしての種の進化という観点からも捉え直します。ヒトを理解するための俯瞰的な視点が身につく1冊。

【東京大学名誉教授 長谷川寿一氏推薦!】
人間とは何者か どこから来て,どこへ行くのか――この永遠の問いに答えるために,ヒトとさまざまな動物種の発達過程の比較研究が重要なヒントを与えてくれる。近年,発展が著しいこの分野の最前線を分かりやすく解説した好著。
目次
第1章 比較認知発達科学の挑戦──ヒトとヒト以外の動物の発達を比べる(板倉昭二)
第2章 脳の進化,遺伝と環境──心を形作るもの(上野有理)
第3章 感覚・知覚──世界を捉える基盤(伊村知子)
第4章 物理的知識──物に関するさまざまなルール(村井千寿子)
第5章 数の認知──言語なき思考を探る(小林哲生)
第6章 他者認知──仲間を知る3種の術(花塚優貴)
第7章 情動──他者とのつながりを育むこころの基盤(瀧本(猪瀬)彩加)
第8章 コミュニケーション──母と子が紡ぎだす世界(竹下秀子)
第9章 自己認識──「わたし」の起源を探る(平田聡)
第10章 社会的学習──他者から学ぶということ(黒島妃香)
第11章 社会的認知──集団における他者の理解と集団としての意識(山本真也)
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