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人が見える現場史
藤本 隆宏 (早稲田大学教授,東京大学名誉教授)/編
2024年07月発売
A5判並製カバー付 ,
444ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 978-4-641-16628-8
The History of Factories: Japanese manufacturing in the post Cold War era
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1990年からの三十年間,円高等により国内の産業構造が大きく変わった時期に,製造業における生産現場は生き残りをかけてどのように行動してきたのか。単なる「企業」という視点だけでは捉えられない,執拗な観察と緻密な資料で迫る注目の現場史。
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序 章 なぜ我々は「工場史」を提案するのか(藤本隆宏) 第1部 現場史・工場史とは何か 第1章 社会科学における現場概念と現場史・工場史の可能性(藤本隆宏) 第2章 「現場アーカイブズ」構築の可能性(矢野正隆) 第2部 ポスト冷戦期の工場史・現場史 第3章 ソニー 美濃加茂工場(福澤光啓・加藤典孝・芦田尚道・中澤賢) 第4章 富士ゼロックスマニュファクチュアリング 新潟事業所(岸保行・鈴木信貴) 第5章 NECパーソナルコンピュータ 米沢事業場(安部憲人・柊紫乃) 第6章 バイエル薬品 滋賀工場(藤本隆宏・朴英元・芦田尚道) 第7章 芝浦機械 沼津工場(鈴木信貴) 終 章 日本の工場史から何が見えるか(藤本隆宏)
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※『公明新聞』(2024年11月18日付)の読書面に書評が掲載されました。評者は,柴田友厚・学習院大学教授。 ※『朝日新聞』(2024年9月14日付夕刊)に,編者のインタビュー「いま聞く 工場 生き残りのカギは」が掲載されました。
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