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総合電機企業の形成と解体

総合電機企業の形成と解体 -- 「戦略と組織」の神話,「選択と集中」の罠

総合電機企業の生成・発展・衰退のプロセスをとらえる!

谷口 明丈 (東北大学名誉教授)/編


2023年08月発売
A5判上製カバー付 , 404ページ
定価 6,490円(本体 5,900円)
ISBN 978-4-641-16615-8
The Formation and Disintegration of General Electrical Enterprises:'Strategy and Strucure' as a Myth, 'Selection and Concentration' as a Trap

経営史

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日本・アメリカ・ドイツの総合電機企業に焦点を当て,各国における生成と発展,解体のプロセスを比較経営史の手法により明らかにする力作。2部構成として,各章では豊富な図表と明快な記述をもとに個別企業を掘り下げ,序章と終章にて全体像に言及する。

※書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,本書が紹介されています。 →記事を読む
目次
序章 課題と方法〔谷口明丈〕 
第1部 総合電機企業の形成:「戦略と組織」の神話
 第1章 ジーメンス:自立的事業部にもとづく世界初の国際的総合電機企業:1840~1940年代〔田中洋子〕
 第2章 ゼネラル・エレクトリック:多角化戦略の展開と分権化〔谷口明丈〕
 第3章 ウェスチングハウス:2番手企業の多角化と組織革新〔宮田憲一〕
 第4章 日立製作所:創発的戦略形成と工場独立採算制〔平本厚〕
第2部 総合電機企業の解体:「選択と集中」の罠
 第5章 ゼネラル・エレクトリック:コングロマリット化から解体へ〔谷口明丈〕
 第6章 ウェスチングハウス:消滅への道〔宮田憲一〕
 第7章 日立製作所:総合電機から社会イノベーション企業へ〔金容度〕
 第8章 東芝:選択経営の帰結〔長谷川信〕
 第9章 ジーメンス:収益性の向上をめざす選択と集中の戦略〔ピエール=イヴ・ドンゼ〕
終章 総括と結論〔谷口明丈〕
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