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金融システムの制度設計 -- 停滞を乗り越える,歴史的,現代的,国際的視点からの考察
経済の効率性と安定性はいかに実現できるのか
福田 慎一 (東京大学教授)/編
2017年11月発売
A5判上製カバー付 ,
266ページ
定価 3,960円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-16509-0
Architecture of Financial Systems
在庫なし
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急速な金融の自由化・国際化により転換点を迎えている日本の金融システム。規制の多いシステムは時代に対応し難いが,規制のない市場はしばしば社会に深刻なダメージをもたらす。望ましいシステムの構築に向け,歴史的,現代的,制度的,国際的な視点から考察。
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本書の問題意識 第1章 金融システムの制度設計 福田慎一 第1部 歴史的視点から見た日本の金融システム 第2章 戦前の日本の工業化と金融システムの機能 堀内昭義・花崎正晴 第3章 戦前期金融システムにおけるリスク負担機能─預金市場を中心にして 寺西重郎 第2部 日本の経済社会システムの課題 第4章 非上場企業におけるコーポレート・ガバナンス 福田慎一・粕谷宗久・中島上智 第5章 少子高齢化と親子間の助け合い 福田慎一 第3部 長期停滞下での日本の金融システム 第6章 「バブルの代替」と財政の維持可能性 櫻川昌哉 第7章 銀行行動と貨幣乗数の低下 塩路悦朗 第4部 現代の国際金融システム 第8章 アジアの債券市場と日本の役割 小川英治・清水順子・武藤誠 第9章 世界同時金融危機後の金融政策と金利裁定 福田慎一・田中茉莉子
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※『証券アナリストジャーナル』2018年7月号に書評が掲載されました。評者は,大野早苗・武蔵大学教授。 ※『日本経済新聞』2018年1月27日付朝刊の読書面の「活字の海で 昭和金融恐慌を再検証 制度・経営改革論議に一石」で紹介されました。
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