第1編 組 織 1 市場の機能を支える組織(岡崎哲二) 2 労働組織(菅山真次) 3 銀行史と金融危機(鈴木俊夫) 4 「分散型生産組織」論の射程(谷本雅之) 5 中近世における土地市場と金融市場の制度変化(中林真幸) 6 共同体と市場(勘坂純市) 第2編 人と環境 7 ヨーロッパにおける歴史人口学研究の成果と課題(安元 稔) 8 労働と世帯――産業革命期イングランドの経験に即して(山本千映) 9 ジェンダー史の現在――「実り」の時を越えて(竹内敬子) 10 体位と栄養(友部謙一) 11 医療・公衆衛生システム――近現代日本における起源をめぐって(脇村孝平) 12 工業化の二段階説と人的資本(神門善久) 13 社会経済史学と環境史――対象・方法の革新(田北廣道) 14 イギリス帝国の森林史(水野祥子) 15 二つのエネルギー革命をめぐって(小堀 聡) 第3編 空間とネットワーク 16 産業集積・産業都市・産業地域(阿部武司) 17 公 共 圏――イギリス近世史の一視点から(中野 忠) 18 地域[1] 中国(久保 亨) 19 地域[2] 19世紀前半のインド経済――「過渡期」をめぐる研究動向(神田さやこ) 20 地域[3] ヨーロッパ(ばん澤 歩) 21 帝国と商人ネットワーク(籠谷直人) 22 世界貿易と決済(城山智子) 23 日本近世・近代史における「地域」と「地方」(松沢裕作) 24 開発の終わり?――(非)目的論的プロセスの思想史(峯 陽一) 第4編 新 動 向 25 経済成長と制度(戸堂康之) 26 物 流 史(柿崎一郎) 27 農 業 史(坂根嘉弘) 28 物・ファッション(田村 均) 29 1929年大恐慌(秋元英一) 30 国家と政策(石井 晋) 31 経済学と歴史の狭間で――経済学史研究の経緯,動向,および展望と課題(堂目卓生) 付 録 社会経済史学会全国大会(2002年~2011年)共通論題とパネル・ディスカッション |
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