序 章 交通インフラ・ガバナンスの制度設計 1. インフラ資産のガバナンス 2. 交通インフラ資産活用に向けたガバナンス 3. 各章の内容 第1章 空港のガバナンス――空港の活用を促す行財政制度の設計 1. インフラ資産活用に向けた空港ガバナンス 2. 空港整備特別会計の財政構造と空港整備事業 3. 県営名古屋空港の経緯と指定管理から見る空港経営 4. 地域活性化努力を促す空港ガバナンス(制度)のあり方:チャーター便数伸び率による実証分析 5. 地域活性化努力を促す空港ガバナンス(制度)のあり方:空港ビル会社の経営成果に影響を与える要因分析 6. 空港ガバナンスの重要性 第2章 港湾のガバナンス――港湾の活用を促す行財政制度の設計 1. インフラ資産活用に向けた港湾ガバナンス 2. 港湾整備特別会計の財政構造と港湾整備事業 3. 港湾の規制と競争の諸側面について:構造改革特区と北九州港におけるPFI事業の取り組みから 4. 港湾運営効率化施策の評価:港湾リードタイム短縮への効果 5. 港湾管理における財政収支の実態と規模の経済性:港湾管理者財政データによる実証分析 6. 港湾ガバナンスの重要性 第3章 地方有料道路のガバナンス――海外先進事例と地方道路公社保有道路の政策コスト分析 1. インフラ資産活用に向けた道路ガバナンス 2. 海外の事例:イングランド,スコットランド,カリフォルニア 3. 地方道路公社の運営,実態,政策コストの分析 4. 道路ガバナンスの重要性 補論A. 感応度分析(全国) 補論B. 京都府道路公社の事例:経緯,政策コスト,感応度分析 終 章 効率的・効果的な整備・管理・運営のための交通インフラ・ガバナンス 1. 整備における国と地方の役割分担 2. 運営における国と地方の役割分担 3. 今後の地方自治(国)ガバナンス |