第1部 進化の経営史の視角 第1章 進化の経営史の分析枠組み=島田昌和 第2章 進化の概念と経営史=安部悦生 第3章 日本経済の近代化と経営発展の進化モデル=由井常彦 第2部 経営者にかかわる進化 第4章 財閥の進化とサステナビリティ──安田財閥の急成長と挫折=由井常彦 第5章 渋沢栄一の労使観の進化プロセス──帰一協会・協調会・修養団=島田昌和 第6章 地域開発の戦略進化──箱根土地の事業展開=松本和明 第7章 創業者からの継承とビジネスの進化──伊勢丹と二代小菅丹治=前田和利 第8章 中小企業政策の戦後への連続性──吉野信次と中小工業政策=松島 茂 第3部 組織の進化プロセス 第9章 新しいマーケットへの組織的挑戦──日本の近代化と国分商店=田付茉莉子 第10章 人脈と革新的DNAの継承──関西電力業界における二筋の人脈=橘川武郎 第11章 経営者の事業継承と経営発展──堤康次郎と堤清二=老川慶喜 第12章 垂直統合的組織への進化──花王の販社戦略の展開=佐々木聡 第13章 経営の淵源とその進化──キヤノンのハイブリッド・マネジメント・モデル=三浦后美 終 章 組織進化の主体性モデル=橘川武郎 |