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計画的戦争準備・軍需動員・経済統制 -- 続『政府の能力』
徹底した事実の吟味から,日本政府の能力を問い直す
三輪 芳朗 (東京大学教授)/著
2008年03月発売
A5判上製カバー付 ,
570ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 978-4-641-16313-3
在庫なし
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徹底した事実の吟味と実証分析により戦時期の計画経済化が以後の日本の政治・経済に与えた影響と,そこでの政府の能力の評価を根底から問い直す力作。明治維新以来の経済発展は政府主導型であり戦前・戦後を通じて政府が絶大な貢献をしたとする「通念」を再検討する。
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Introduction 第1部 「通説」「常識」「通念」の呪縛からの解放 第1章 導入部:問題の設定,目的と意義,構成と要約 第2章 検討の準備 第3章 「通念」を支持する読者のための「戦争」に関わる10の基本的Puzzles 第4章 「通念」を支持する読者のための「計画的戦争準備」「軍需動員」「経済統制」の実相に関する9つの基本的Puzzles 第2部 「計画的戦争準備」「軍需動員」「経済統制」の実相 第5章 日中戦争前半期にみる「計画的戦争準備」と「軍需動員」の実態 第6章 「作戦計画」「戦争計画」「国防方針」 第7章 「物資動員計画」「生産力拡充計画(政策)」,経済統制 第8章 ケース・スタディ:海軍航空兵器
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