序 章 問題の所在 第1章 大坂両替商と手形取引 一 課題と方法 二 中規模両替商と手形取引 三 三井大坂両替店の手形差引 四 廣海家の手形取引 五 手形取引の断絶と再編 第2章 京都両替商の商人金融 一 課題と方法 二 京都商人の経済活動 三 万屋甚兵衛家の両替商経営 四 万甚と小林吟右衛門家の取引 五 京都両替商の行方 第3章 三都を中心とする為替取引 一 課題と方法 二 為替取引の実際 三 西京為替会社の為替取引 四 三井両替店の為替取引 五 両替商丁吟の為替取引 六 三都と地方との為替取引 七 為替ネットワークの存続 第4章 両替商から銀行へ 一 課題と方法 二 大坂・江戸の有力両替商の行方 三 平瀬家による第三十二国立銀行の設立 四 浪速銀行の島津・松方系銀行への変容 五 両替商系銀行の経営者 終 章 結論と展望 |