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地方財政学

地方財政学 -- 公民連携の限界責任

地方財政の原理を探究

中井 英雄 (近畿大学教授)/著


2007年03月発売
A5判上製カバー付 , 314ページ
定価 3,300円(本体 3,000円)
ISBN 978-4-641-16289-1


財政・公共経済学 > 地方財政
基本書・体系書

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いま注目される「公民連携」(PPP)を基軸に据え,新たな枠組みを打ち出す意欲的な概説書。経済学の理論的成果に依拠しつつ,地方財政の理論をシャープに解説し,地方財政システムの類型化を試みて,NPOなど私的プロバイダーの役割を原理的に考察する。
目次
リーディング・ガイド
第1部 財政責任の理論
 第1章 地方分権の直接限界責任
 第2章 地域連携の間接限界責任
 第3章 公民連携による全体責任の確保
第2部 限界責任の例証
 第4章 固定社会ドイツの財政責任システム
 第5章 移動社会イギリスの財政責任システム
 第6章 定住化社会日本の財政責任システム
第3部 地方財政学の原理
 第7章 私的プロバイダーのローテーション
 第8章 社会制度による類型化と定住化社会の地方行財政
 第9章 公民連携の限界責任
 補 論
 参考文献
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