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国際平和論

国際平和論 -- 脅威の認識と対応の模索

国際社会は平和にどう向き合ってきたのか

石田 淳 (東京大学教授),長 有紀枝 (立教大学教授),山田 哲也 (南山大学教授)/編


2024年12月23日発売
A5判並製カバー付 , 284ページ
定価 2,750円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-14953-3


国際政治
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2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来,あらためて問い直されている国際平和。それはどのように維持・管理されてきたのか。国際政治・国際制度・国際規範という3つの側面から説明する。未だ先行きの見えない国際秩序の行方を考えるためのヒントを提供する。
目次
序 章 「棲み分け」が国際平和の処方箋か(石田淳)
第Ⅰ部 グローバル・ポリティクス
第1章 軍事力で平和を維持できるか(秋山信将)
第2章 人の移動は主権国家への脅威か(長有紀枝)
第3章 国際社会は戦間期にどのように戦争をなくそうとしたか(三牧聖子)
第Ⅱ部 グローバル・ガヴァナンス
第4章 制度は平和をもたらのすか(山田哲也)
第5章 統合は平和をもたらすのか(遠藤乾)
第6章 経済制裁は平和のために有効か(本多美樹)
第7章 国連は効果的に軍事力を伴う強制措置をとれるのか(キハラハント愛)
第8章 武力の行使に国際的基準はあるのか(上野友也)
第Ⅲ部 グローバル・エシックス
第9章 国際法による法の支配は平和をもたらすのか(清水奈名子)
第10章 国際社会は誰をいかに保護すべきなのか(赤星聖)
第11章 国際刑事裁判は平和を生み出すか(下谷内奈緒)
終 章 平和論はなぜ分岐,競合するのか(石田・長・山田)
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