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「政治の話」とデモクラシー -- 規範的効果の実証分析
「政治の話」はデモクラシーの資本たりうるか
横山 智哉 (金沢大学講師)/著
2023年03月発売
A5判上製カバー付 ,
260ページ
定価 4,290円(本体 3,900円)
ISBN 978-4-641-14945-8
Talking Politics: The Political Potential of Interpersonal Communication in Japanese Democracy
○在庫あり
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日々行われる「政治の話」は,人々の政治態度や政治行動にどのような影響を与え,またそれは民主主義を機能させるうえでいかなる効果を持つのか。本書は,これらについて,世論調査データを用いた統計分析や,サーベイ実験により実証的に明らかにする。
※電子書籍配信中!
*電子書籍版を見る*※電気通信普及財団賞(テレコム人文学・社会科学賞)受賞記念,著者インタビューを有斐閣書籍編集第2部noteで公開しています!
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序 章 民主政における「政治の話」が果たす役割 第Ⅰ部 「政治の話」に関する問い 第1章 政治的会話の問い 第2章 政治的議論の問い 第Ⅱ部 政治的会話の実証分析 第3章 政治的会話の構造 第4章 政治的会話の抵抗感 第5章 政治的会話の動機 第6章 政治的会話と政治知識 第7章 政治的会話と政治参加①──認知レベルの心理変数を媒介とした分析 第8章 政治的会話と政治参加②──態度レベルの心理変数を媒介とした分析 第9章 政治的会話と政治的寛容性 第Ⅲ部 政治的議論の実証分析 第10章 政治的議論の効果──ミニ・パブリックスに基づく検証 第11章 政治的議論の効果の持続性 終 章 「政治の話」はデモクラシーの資本たりうるか
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第39回(2023年度)電気通信普及財団賞 テレコム人文学・社会科学賞(入賞)
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※『週刊読書人』(2023年12月22日号)の「動向収穫」で,2023年政治学分野の一冊として紹介されました。紹介者は,吉田徹・同志社大学教授。 ※『Voters』76号(2023年10月)の短信に,「主権者教育に参考になる書籍」として紹介されました。 ※『図書新聞』第3601号(2023年7月29日号)の「2023年上半期 読書アンケート」で取り上げられました。紹介者は,竹中佳彦・筑波大学教授。 ※書斎の窓の「書評」にて,田村哲樹・名古屋大学教授が本書を紹介しています。 →記事を読む
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