HOME > 詳細 > 原因を推論する -- 政治分析方法論のすゝめ
|
政治分析の方法を身につける
久米 郁男 (早稲田大学教授)/著
2013年11月発売
四六判並製カバー付 ,
278ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-14907-6
Causal Inference and Political Analysis
○在庫あり
※「在庫あり」の商品でも,各ネット書店で在庫がない場合がございます。その場合は,最寄りの書店に直接ご注文ください。
|
実際に起こる政治現象を,印象論ではなく客観的にとらえ,なぜその現象が生じたのかを経験的・実証的に分析するには,どのような作法に従えばよいか。政治学だけでなく,広く社会科学を学ぶ読者を対象に,身近で一般的な社会現象や政治現象を題材に解説する。
※電子書籍配信中!
*電子書籍版を見る*◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!
→詳細はこちら※特設ページ
『今そろえておくべき データ分析関連書籍!』で本書を紹介しています。
|
序 章 説明という試み 第1章 説明の枠組み─原因を明らかにするとはどういうことか 第2章 科学の条件としての反証可能性─「何でも説明できる」ってダメですか? 第3章 観察,説明,理論─固有名詞を捨てる意味 第4章 推論としての記述 第5章 共変関係を探る─違いを知るとはどういうことか 第6章 原因の時間的先行─因果関係の向きを問う 第7章 他の変数の統制─それは本当の原因ですか? 第8章 分析の単位,選択のバイアス,観察のユニバース 第9章 比較事例研究の可能性 第10章 単一事例研究の用い方 終 章 政治学と方法論 ちょっと長い,少し個人的な,あとがき
|
|
※『UP』(2021年4月号)の「アンケート 東大教師が新入生にすすめる本」で紹介されました。紹介者は,境家史郎・東京大学教授。 ※『日本経済新聞』2015年8月11日付の朝刊29面で,この夏お薦め「自分を磨くビジネス図書」として紹介されました。紹介者は早稲田大学ビジネススクール・根来龍之教授。 ※『信濃毎日新聞』2014年1月12日付の朝刊「読書」で取り上げられました。評者は赤川学・東京大学准教授。 ※『アジア経済』第56巻第1号(2015年3月)に書評が掲載されました。評者は中村正志・アジア経済研究所地域研究センター研究員。
|