刑法における規範と予防……井田 良 可能世界と犯罪論……和田俊憲 山口刑法学における不法と責任の区別について……小林憲太郎 不法構成要件の構造と因果関係における介在事情……松原芳博 事実的因果関係論の意義と展望……齋野彦弥 正当業務行為の意義……遠藤聡太 最高裁判例と裁判員裁判……朝山芳史 未成年者の同意能力について……深町晋也 殺意の解釈の「近似値」についての一考察……江口和伸 殺意の認定について……田野尻 猛 殺意について……向井香津子 過失犯の実体・訴因・認定……古川伸彦 特殊過失犯についての覚書……石井 隆 実行の着手と不能犯の関係について……塩見 淳 故意既遂罪における帰責判断の枠組みと「実行の着手」……鈴木左斗志 特殊詐欺と実行の着手……上嶌一高 すり替え窃盗における実行の着手……安田拓人 すり替え型キャッシュカード窃盗事案における実行の着手……伊藤栄二 共同実行の意思について……髙山佳奈子 「二重評価」について……只木 誠 越境犯罪に対する刑法の適用……佐伯仁志 保護責任者不保護罪の沿革について……佐藤輝幸 乳幼児揺さぶられ症候群死亡・傷害事件の動向分析と検討……甲斐克則 不告知と詐欺罪の成否をめぐる諸問題……伊藤 渉 詐欺罪における欺罔内容の重要事項性と因果関係……杉本一敏 代理名義の冒用と文書偽造……松澤 伸 不正プログラムの刑事的規制について……鎮目征樹 死体損壊等罪の立法・判例・解釈論……嶋矢貴之 公務執行妨害罪……樋口亮介 研究職公務員に対する贈収賄罪について……橋爪 隆 営業秘密侵害罪の研究・序説……西貝吉晃 自動運転に関する法制度の動向と課題……今井猛嘉 常習犯における実体法と手続法の交錯……川出敏裕 検察庁法における「指揮監督」……加藤俊治 捜査段階における差押えの関連性(再論)……石山宏樹 ビデオリンク尋問の実施範囲の規律の在り方……池田公博 性犯罪被害者の性的経歴に関する証拠……成瀬 剛 裁判員裁判の経験を踏まえた当事者主義と職権主義の関係に関する私見……楡井英夫 裁判員と裁判官の実質的協働について……齊藤啓昭 責任能力が問題となりうる裁判員裁判の手続の在り方と法曹三者の役割……國井恒志 国民の司法参加の下における量刑判断と量刑評議……稗田雅洋 裁判員裁判における「法令の適用」について……野村 賢 裁判員裁判における法令の解釈と適用(控訴審の立場から)……伊藤雅人 裁判員制度の下での公判審理と事実誤認審査の在り方……青柳 勤 保護観察対象者の法的地位……金 光旭 アメリカ刑事司法における州憲法解釈の役割と動向……酒巻 匡 |