HOME > 詳細 > 家族と刑法 -- 家庭は犯罪の温床か?
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「家庭」という場で生じる刑法的な問題を渉猟する
深町 晋也 (立教大学教授)/著
2021年08月発売
A5判並製カバー付 ,
284ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 978-4-641-13951-0
○在庫あり
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従来「法は家庭に入らず」の典型であった刑法が,近時はDVや児童虐待など家庭で生じる様々な問題事象に介入している。「家族構成員を守る場」である家庭が「犯罪の温床」にもなるとの刑法研究者の問題提起を中心に,民法研究者のコメントが添えられる意欲作。
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第1回 DVの被害者が加害者に反撃するとき(その1) 第2回 DVの被害者が加害者に反撃するとき(その2) 第3回 児童が家庭の中で性的虐待に遭うとき(その1) 第4回 児童が家庭の中で性的虐待に遭うとき(その2) 第5回 家庭において児童ポルノが作り出されるとき 第6回 児童が家庭でタバコの煙に苛まれるとき 第7回 家族によって自分の大切なものが奪われるとき 第8回 両親が子どもを巡って互いに争うとき(その1) 第9回 両親が子どもを巡って互いに争うとき(その2) 第10回 死者がその家族によって弔われないとき 第11回 子どもが親による保護を受けられないとき 第12回 子が親から「しつけ」を受けるとき 第13回 妊婦が妊娠中絶に関する情報に接するとき 第14回 親が子に予防接種を受けさせないとき(その1) 第15回 親が子に予防接種を受けさせないとき(その2) (コメント 石綿はる美)
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※『季刊 刑事弁護』111号(2022年)に書評が掲載されました。評者は,久保有希子・弁護士。 ※『自由と正義』(2022年3月号)に書評が掲載されました。評者は,水野紀子・白鴎大学教授。 ※『刑事法ジャーナル』71号(2022年)に書評が掲載されました。評者は,北川佳世子・早稲田大学教授。 ※『法学セミナー』(2022年1月号)に書評が掲載されました。評者は,和田俊憲・東京大学教授。
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下記のとおり訂正いたします。 42頁の注35および264頁(判例索引) 誤:札幌高判平成30・10・29公刊物未登載 正:札幌高判平成30・11・14公刊物未登載(LLI/DB: L07320626)
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