民事訴訟の実像と課題 | 有斐閣
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民事訴訟の実像と課題

民事訴訟の実像と課題 -- 利用者調査の積み重ねが示すもの

よりよい民事訴訟制度をつくるために

菅原 郁夫 (早稲田大学教授),山本 和彦 (一橋大学教授),垣内 秀介 (東京大学教授),石田 京子 (早稲田大学教授)/編


2021年06月発売
A5判上製カバー付 , 302ページ
定価 7,920円(本体 7,200円)
ISBN 978-4-641-13859-9


裁判制度・裁判法一般
民事訴訟法

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2016年に行われた「民事訴訟利用者調査」と,それに先立つ3回の調査結果全体を一つに取りまとめて分析を加え,今後のあらたな制度設計の起点を示す。司法制度改革審議会が求めた「国民の期待に応える制度等の改革・改善」を検討するための重要な礎石。

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目次
序章 これまでの調査の経緯と2016年民事訴訟利用者調査結果の概要
第1部 民事訴訟の環境とその評価
 第1章 若年層の司法アクセス
 第2章 裁判における弁護士に対する利用者の評価の変化──自然人および法人の属性に基づく分析を中心に
 第3章 ジェンダーの視点からみた利用者の評価
第2部 民事訴訟の審理とその評価
 第4章 審理期間とそれに対する当事者の評価について
 第5章 自然人当事者の手続過程評価の規定要因
 第6章 単独事件と合議事件とでの利用者評価の差違
第3部 民事訴訟の結果とその評価
 第7章 和解をめぐる利用者の評価の変化
 第8章 勝敗を超えて判決を受容させるものは何か
 第9章 履行・強制執行の状況と利用者の評価
第4部 民事訴訟の制度とその評価
 第10章 本人訴訟当事者の裁判所職員評価と制度評価──本人訴訟動機に基づく分析
 第11章 利用者の制度評価の変遷とその原因
第5部 利用者調査の意義と展望
 第12章 実務家と研究者の視点から見た利用者調査
むすび──司法制度改革と利用者調査の今後
【付録】統計用語集/質問項目表
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