第1部 令和元年改正の意義と概要 第1章 改正法の意義と概要[山本和彦] 第2章 改正規則の内容[谷藤一弥] 第2部 子の引渡し及び返還が問題となる手続 第3章 国内家事手続の概要と引渡しが問題となる場面[相原佳子] 第4章 ハーグ返還手続の概要と返還が問題となる場面[磯谷文明] 第3部 子の引渡・ハーグ返還手続の現状と課題 第5章 当事者からみた国内引渡手続の現状と課題[松浦由加子] 第6章 当事者からみたハーグ返還手続の現状と課題[黒田 愛] 第7章 裁判所・執行官からみた国内引渡手続の現状と課題[渡邉隆浩・天野雅裕] 第8章 執行補助者からみた国内引渡手続の現状と課題[下坂節男] 第9章 中央当局からみたハーグ返還手続の現状と課題[田畑成優] 第4部 近時の判例の展開と子の引渡・ハーグ返還手続 第10章 ハーグ条約による子の返還と事情変更(最決令和2年4月16日民集74巻3号737頁,最決平成29年12月21日判時2372号16頁)[西谷祐子] 第11章 子の返還執行と人身保護請求の役割分担(最判平成30年3月15日民集72巻1号17頁)[村上正子] 第12章 子の拒絶と間接強制申立ての権利濫用(最決平成31年4月26日集民261号247頁)[安西明子] 第5部 令和元年改正の内容 第13章 間接強制前置の制限[勅使川原和彦] 第14章 同時存在原則の廃棄[大濱しのぶ] 第15章 執行官の権限[山田 文] 第16章 執行場所の規律[青木 哲] 第17章 子の心身への配慮規定[小池 泰] 第6部 子の引渡手続に残された課題 第18章 残された理論的課題:執行力等[垣内秀介] 第19章 残された実務的課題:子の所在調査[阿多博文] 第20章 家事事件に対する影響[増田勝久] |