第1部 総 論 『損害賠償法の理論』の文脈(森田 修)/損害賠償から制度設計へ(大村敦志)/カナダ水俣病の実態の衝撃と日本の救済実績との比較・課題(吉田邦彦)/不法行為法の将来(瀬川信久)/契約責任の将来像(内田 貴) 第2部 民事責任の諸相 金融取引と民事責任(山田誠一)/消費者法と民事責任(河上正二)/信託と不法行為(能見善久) 第3部 契約責任論の展開 ドイツ新債務法における催告の期間設定(田中宏治)/損害賠償における「債務者の責めに帰することができない事由」(中田裕康)/売買における契約責任(森田宏樹)/詐害行為取消権における「価格賠償」(佐藤岩昭) 第4部 不法行為責任論の展開 不法行為における「過失」の対象(道垣内弘人)/被害者への帰責について(樫見由美子)/差止請求権の根拠について(大塚 直)/名誉毀損の差止めに関する課題(建部 雅)/使用者責任と国家賠償責任(中原太郎)/共同不法行為論の展開と平井理論(前田陽一)/「相当程度の可能性」法理の展開とリスク発生型不法行為(米村滋人)/原子力損害の賠償(野村豊弘)/高速道路と民法717条の責任(角 紀代恵) |
※『会社法務A2Z』2019年10月号の「良品10選」に掲載されました。 |