序 章 第1章 ドイツ不法行為法・損害賠償法の基本構造 第1節 責任設定と責任充足 第2節 責任充足と相当因果関係説・規範目的説 第3節 本書の検討対象 第2章 ドイツ民法典249条──原状回復 第1節 普通法時代の学説 第2節 ドイツ民法典起草過程における議論 第3節 第1期における学説・判例──原状回復の埋没 第4節 第2期における学説──3つの見解 第5節 第2期における判例──処分自由・仮定的費用をめぐる展開 第6節 第3期における新たな学説 第7節 本章のまとめ 第3章 ドイツ民法典251条──補償 第1節 緒 論 第2節 物損その1──物の利用喪失 第3節 人 損 第4節 付随的支出 第5節 物損その2──物の本体損害 第6節 本章のまとめ 第4章 各規範の適用関係 第1節 問題の所在と検討方法 第2節 対抗措置規範の排除 第3節 価値補償規範の排除 第4節 小 括 第5章 ドイツ法の総括と補足 第1節 総 括 第2節 射 程 第3節 背 景 第6章 日本法へのフィードバック 第1節 不法行為制度目的論との接合 第2節 判例法理との接合 第3節 先行学説との接合 結 章 |
第13回(2017年度)商事法務研究会賞 |