民法論集 第十巻 | 有斐閣
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民法論集 第十巻

民法論集 第十巻

民法論集――完

星野 英一 (元東京大学教授)/著


2015年10月発売
A5判上製箱入 , 598ページ
定価 13,200円(本体 12,000円)
ISBN 978-4-641-13683-0


民法一般

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民法論集第9巻以降のご講演・ご論攷を収録。先生が中国・韓国との学術交流に力を注いでおられた頃であり,また司法制度改革のスタート,日本民法典施行100年・フランス民法典200年という節目を迎えた時期である。いま改めて慧眼に触れる。
目次
第1部 中国民法の現在─日本法との対比
 日本民法典編纂に際しての困難な問題─「慣習」の扱い方を中心に/民法における「人」─人間と「法人格」/非営利団体・非営利法人の立法─日本法の轍を踏むな/物権と債権─立法の基本に立ち戻って/中韓日民法制度同一化の諸問題/日本民法の錯誤─規定・学説判例・立法論/日本の民法学者から見た中国物権法/民法典の体系及び人格権について/民法典における不法行為の体系─将来の不法行為法に向かって
  (付録)A日本民法学史概観─戦後日本の民法学の検討の前提/B日本と中国の文化関係の歴史/C我妻民法学の地位─21世紀に向かっての意義/D民法典の体系について
第2部 日本民法学の現在─教育と研究
 法科大学院における民法教育のあり方/法教育の幾つかの問題─民法を中心にして/日本の民法学─ドイツおよびフランスの法学の影響/日本における民法学の発展と法学研究者の養成
  (付録)E故鈴木禄彌会員追悼の辞/F故加藤一郎会員追悼の辞
第3部 日本民法典の100年とフランス民法典の200年
 民法典の100年と現下の立法問題/家族法は個人の法律か,団体の法律か/「消費者契約法(仮称)の具体的内容について」を読んで/日本民法典の全面改正/フランス民法典の日本に与えた影響/日本の民法典・民法学におけるコード・シヴィルの影響
  (付録)G1998年と日本民法典─民法施行100年と「第3の法制改革期」/H日本民法の百年とアジアの民法─日本の経験とアジアの法制度確立への国際協力
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