1 社会保障と私的扶養 ──生活保護における私的扶養優先の原則を中心に(嵩さやか) 2 協約自治制度と国家介入のあり方 ──ドイツにおける協約能力,協約単一原則,賃金下限規制をめぐる議論から(桑村裕美子) 3 アメリカ競争規制に対するO・W・ホームズ・Jr.の理論的寄与 ──“The Common Law”における議論を手がかりとして(滝澤紗矢子) 4 制限行為能力者による法律行為の取消しと返還されるべき利益(渡辺達徳) 5 高齢消費者の保護 ──東日本大震災を機縁に(河上正二) 6 公的社会保障給付と私法契約 ──医療契約の法的構成を契機として(米村滋人) 7 パクスその後 ──私事と公事の間で(大村敦志) 8 精神障害者と家族 ──保護者制度と成年後見(久保野恵美子) 9 公権力による家族への介入(水野紀子) |