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共有者の共同訴訟の必要性

共有者の共同訴訟の必要性 -- 歴史的・比較法的考察

九州大学法学叢書 > 九州大学法学叢書 3

鶴田 滋 (九州大学准教授)/著


2009年08月発売
A5判上製カバー付 , 328ページ
定価 6,820円(本体 6,200円)
ISBN 978-4-641-13545-1


民事訴訟法 > 共同訴訟・訴訟参加・訴訟承継

在庫なし

わが国の民事訴訟における共有者の共同訴訟の必要性について,母法国であるドイツの理論の影響を辿るなど歴史的・比較法的な視点から,現在までの判例および支配的見解の形成過程を探究する意欲的な1冊。
目次
第1部 19世紀ドイツにおける共有者の共同訴訟の必要性
 序 章
 第1章 19世紀ドイツ普通法における共有者の共同訴訟の必要性
 第2章 19世紀プロイセン法における共有者の共同訴訟の必要性
 終 章
第2部 共有者の共同訴訟の必要性に関する現行ドイツ法の沿革と現状
 序 章
 第1章 共同訴訟の必要性に関するCPOの諸規定の成立過程
 第2章 BGB 1011条の成立過程
 第3章 共有者の共同訴訟の必要性に関するドイツ法の現状
 第4章 保存行為に関するBGBの規定の成立過程とその後の展開
 終 章
第3部 共有者の共同訴訟の必要性に関する判例および支配的見解の形成過程
 序 章
 第1章 共有者の共同訴訟の必要性に関する民事訴訟法・民法の諸規定の起草過程
 第2章 ドイツ法的解釈論の台頭と大審院判例の確立
 第3章 支配的見解の確立と最高裁判例の展開
 終 章
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