租税法と市場租税法学の新たな展開
金子 宏 (東京大学名誉教授・東亜大学教授),中里 実 (東京大学教授),J.マーク・ラムザイヤー (ハーバードロースクール教授)/編
2014年08月発売A5判上製カバー付 , 562ページ 定価 8,030円(本体 7,300円) ISBN 978-4-641-13166-8 Taxation and the Market Economy
租税法
|
1 総 論 「租税法解釈論 序説」(金子宏) 「主権国家の成立と課税権の変容」(中里実) 「累進課税とモラルハザード」(J・マーク・ラムザイヤー) 「租税体系について」(増井良啓) 「所得の構成要素としての純資産増加」(渕圭吾) 「課税における人的資本の位置付け」(渡辺智之) 「課税リスクへの対処方法を巡る一考察」(渋谷雅弘) 「租税訴訟における法創造と租税法律主義」(弘中聡浩) 2 ファイナンス 「『金融革命の進行』を振り返って」(神山弘行) 「所得課税における法的帰属と経済的帰属の関係・再考」(藤谷武史) 「金融商品の時価主義課税」(錦織康高) 「一時所得の要件に関する覚書」(佐藤英明) 「租税法における生命保険契約の意義」(渕圭吾) 「プライベート・エクイティ・ファンドと組合課税」(伊藤剛志) 「直接バーター取引にかかる所得税の課税問題」(吉村典久) 「金融セクターに対する消費課税」(西山由美) 3 コーポレート 「法人課税とリスク」(神山弘行) 「広告と無形資産とタイミングと課税権配分」(浅妻章如) 「有利発行に関する課税問題」(太田洋) 「事業取引における債務の移転について」(岡村忠生) 「自己株式に関する課税問題」(渡辺徹也) 「事業再生と法人課税」(髙橋祐介) 4 国際課税 「帰属所得主義と恒久的施設課税の今後」(浅妻章如) 「移転価格税制における実務上の課題」(藤枝純) 「コーポレート・インバージョン税制の実務と課題」(大石篤史) 「パテントボックス税制の法人所得概念への影響」(岩崎政明) 「国外からの国際的サービス提供事業による所得のソースルールについて」(駒宮史博) 「国際課税における金融口座情報の共有体制の確立」(吉村政穂) |