◆第1巻 序 論 憲法訴訟論の課題……芦部信喜 1 憲法訴訟の類型 アメリカの司法審査……木下 毅 西ドイツの憲法裁判--憲法訴訟手続を中心に……高見勝利 フランスの憲法裁判……矢口俊昭/日本の司法審査……戸松秀典 2 司法判断適法性 事件性……河野 敬 憲法上の争点を提起する適格……時國康夫 訴えの利益とムートネスの法理……野坂泰司 政治問題の法理……小林 節 立法の不作為の違憲確認……戸波江二 ◆第2巻 3 憲法判断の法理 憲法判断回避の準則……高橋和之 合憲性推定の原則……向井久了 立法事実論……江橋 崇 立法裁量論……野中俊彦 4 合憲性判定の基準 二重の基準論……江橋 崇 合理性の基準……横田耕一 「より制限的でない他の選びうる手段」の基準……右崎正博 明白かつ現在の危険……浦部法穂 事前抑制の理論……浜田純一 利益衡量論……山川洋一郎 過度の広汎性の理論および明確性の理論……藤井俊夫 ◆第3巻 5 判決の方式と効力 法令違憲・適用違憲……青柳幸一 宣言判決と差止命令……喜田村洋一 事情判決の法理……川端和治 判決の効力……野中俊彦 先例拘束性と憲法判例の変更……高橋一修 6 憲法訴訟と司法の在り方 司法の積極主義と消極主義……新井 章 司法の政策形成機能……戸松秀典 憲法判断のインパクト論……大林文敏 裁判官の行動分析……大沢秀介 |