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そこに“統一理論”はあるか
山本 敬三 (京都大学教授),中川 丈久 (神戸大学教授)/編
2021年03月発売
A5判上製カバー付 ,
446ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 978-4-641-12614-5
Legal Interpretation: Current Aspects and Future Prospects
○在庫あり
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法解釈の方法はそれぞれの法分野で独自に展開しており,他の法分野からは見通すことが難しい。本書では「最高裁の法解釈方法の評価」「法解釈方法の現状と将来像」を軸に分野ごとの法解釈方法を分析する。『民商法雑誌』の特集に,書き下ろし論文を加えて単行本化。
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序 章――プロローグ 未来志向の法解釈(亀本 洋) 第一章 法解釈の方法論 日本における民法解釈方法論の変遷とその特質(山本敬三) 行政法解釈の方法――最高裁判例にみるその動態(中川丈久) 経済法解釈の特徴について――競争法におけるルールとスタンダード(川濵 昇) 商法学における法解釈の方法(田中 亘) 第二章 経済分析による法解釈の可視化 判例に見る知的財産法解釈方法論と政策形成(前田 健) 国際私法解釈論に関する若干の考察――判例分析をとおして(河野俊行) 刑事訴訟法解釈の方法(稻谷龍彦) 第三章 法分野固有の解釈指針 民事訴訟法の分野における解釈方法論(垣内秀介) 労働法における法解釈の方法に関する覚書(山川隆一) 最高裁判例に見る租税法規の解釈手法(佐藤英明) 刑法の解釈方法と判例(品田智史) 終章――エピローグ 最高裁の憲法解釈方法に関する一考察――なぜ審査基準論を採るべきか(淺野博宣)
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