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司法への市民参加の可能性 -- 日本の陪審制度・裁判員制度の実証的研究
司法への市民参加に関する初の本格的実証研究!
藤田 政博 (政策研究大学院大学助教授)/著
2008年01月発売
A5判上製カバー付 ,
316ページ
定価 7,040円(本体 6,400円)
ISBN 978-4-641-12524-7
在庫なし
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裁判員制度が機能する条件を,1943年に停止された陪審制度をめぐる歴史的研究,模擬裁判員裁判の参加者に対する質問票調査や大学生を用いた実験室実験といった経験的手法による実証研究を通じて明らかにする。司法への市民参加についての初の本格的法社会学研究。
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序 第1部 日本の陪審制度と市民参加の意義──導入から議論停止まで 第1章 日本の陪審導入過程の概観 第2章 成立した陪審制度 第3章 陪審法の停止 第4章 実証研究の前に 第2部 実証研究 第1章 問題の設定と分析の視角 第2章 日本人の「国民性」と裁判員制度 第3章 評議における発言の分析と協働の可能性の検討 第4章 評議体の構成と意思集約方法の問題──模擬裁判における調査による検討 第5章 総合考察──まとめと裁判員制度への示唆 終わりに
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