グローバル・ガバナンスの歴史と思想深化し浸透するグローバル化への対応はいかに
遠藤 乾 (北海道大学教授)/編
2010年02月発売A5判並製カバー付 , 336ページ 定価 4,070円(本体 3,700円) ISBN 978-4-641-04985-7 Global Governance:History and Thought
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序 章 グローバル・ガバナンスの歴史と思想(遠藤 乾) 第一部 グローバル・ガバナンスの父祖たち 第1章 アーサー・ソルター──越境する行政官の行動と思考様式(城山英明) 第2章 ジャン・モネ──グローバル・ガバナンスの歴史的源流(遠藤 乾) 第3章 ウッドロー・ウィルソン──介入主義,国家主権,国際連盟(篠田英朗) 第二部 人権・平和・開発──グローバル・ガバナンスの理念と制度 第4章 ハーシュ・ローターパクトの国際人権論──『人権と国際法』にみる国際人権保障の一源流(寺谷広司) 第5章 ヤン・スマッツの委任統治論──平和構築の思想的起源(五十嵐元道) 第6章 IDSにおける開発観の形成──植民地経営から国際的課題としての開発問題に向けた取り組みへ(元田結花) 第三部 国家・市場・宗教──歴史の中のグローバル化とその管理 第7章 国際人口移動と国家によるメンバーシップのガバナンス(田所昌幸) 第8章 近代東アジアにおける自由貿易原則の浸透(籠谷直人) 第9章 ヨーロッパ初期近代における宗教ガバナンス──「世界君主政」をめぐるユグノーの教義と連帯(安武真隆) 第10章 政治的イスラームのガバナンス(池内 恵) |