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国際行政法の存立基盤

国際行政法の存立基盤

国際法の本質を見つめ直す

山本 草二 (元東北大学名誉教授)/著
兼原 敦子 (上智大学教授),森田 章夫 (法政大学教授)/編


2016年09月発売
A5判上製カバー付 , 734ページ
定価 13,200円(本体 12,000円)
ISBN 978-4-641-04677-1
The Positive Basics of International Administrative Law

国際法

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著者が遺した多くの論攷の中から,今後の国際法学を研究していく上で重要な19篇を厳選して1冊に。次代の国際法研究を担う研究者だけに留まらず,国際関係に関する法的側面からの理解を深めたいすべての人に必読の書。
目次
第一部 実定国際法の方法と基盤
 国際行政法の存立基盤
 国際行政法
 政府間国際組織の国際責任
 国際法の国内的妥当性をめぐる論理と法制度化
 一方的国内措置の国際法形成機能
 国際紛争要因としての対抗力とその変質
 国際紛争における協議制度の変質
 国家責任成立の国際法上の基盤
第二部 実定国際法の個別的展開
 経済開発協定における国際協力概念の変質
 国際経済法における相互主義の機能変化
 原子力安全をめぐる国際法と国内法の機能分化
 南極資源開発の国際組織化とその限界
 島の国際法上の地位
 宇宙開発
第三部 山本国際法学の原点と到達点
 セルデン海洋論の実証的根拠
 中世海洋国際法概念とその変容
 排他的漁業権概念の歴史的展開
 Japanese Approaches and Attitudes Towards International Law
 国際法の展開と学説の役割
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