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国連安全保障理事会と憲章第7章

国連安全保障理事会と憲章第7章 -- 集団安全保障制度の創造的展開とその課題

国連安保理の役割と機能を究明

佐藤 哲夫 (一橋大学教授)/著


2015年12月発売
A5判上製カバー付 , 412ページ
定価 7,700円(本体 7,000円)
ISBN 978-4-641-04675-7
The Security Council of the United Nations and Chapter VII of the UN Charter

国際法
国際法 > 国際組織・国際連合

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冷戦解消後における国連安全保障理事会の目覚ましい活動,特に国連憲章第7章に基づく多様な活動を総合的に分析・考察することによって,その全体的展望を提示し,国際社会における法の支配に対して安全保障理事会が果たしうる役割・機能を明らかにする。
目次
はじめに
第1部 国際組織の創造的展開の理論と国連安全保障理事会
 第1章 国際組織設立文書の解釈プロセスと国際組織のダイナミズム
 第2章 国連安全保障理事会機能の創造的展開─湾岸戦争から9・11テロまでを中心として
第2部 国連憲章第7章と安全保障理事会の活動
 第3章 国連安全保障理事会決議による経済制裁の概略と課題
 第4章 冷戦後の国際連合憲章第7章に基づく安全保障理事会の活動─武力の行使に関わる二つの事例をめぐって
 第5章 冷戦解消後における国連平和維持活動─国内紛争に対する国際連合の適応
 第6章 見果てぬ夢,国連常設軍─国際公共目的に向けた軍事的強制の現代的諸相
第3部 国連安全保障理事会とその求められる正当性
 第7章 国際連合憲章第7章に基づく安全保障理事会の活動の正当性
 第8章 国連安全保障理事会の創造的展開とその正当性─憲章第7章の機能の多様な展開と立憲化(constitutionalization)の視点をめぐって
第4部 公権力としての国連安全保障理事会とその課題
 第9章 国連安全保障理事会は国際社会の公権力たりうるか?
 第10章 公権力としての国連安全保障理事会の課題
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