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刑法解釈学の諸問題

刑法解釈学の諸問題

碩学による刑法研究集成

福田 平 (一橋大学名誉教授)/著


2007年09月発売
A5判上製箱入 , 240ページ
定価 6,050円(本体 5,500円)
ISBN 978-4-641-04251-3


刑法 > 刑法総論 > 刑法の解釈

在庫なし

平成2年に刊行した『刑法解釈学の主要問題』以降に発表された,主として刑法解釈学に関する論攷10編とその論攷で取り上げたテーマに関する判例研究4編を精選して集録。また,研究余滴として,ドイツ刑法学者の人と理論についての紹介や刑法学にまつわる回想を収録。
目次
第一部 論  説
 犯罪概念の基底としての人間の行態
 故意の体系的地位について
 事実的故意における意味の認識
 方法の錯誤と故意の個数についての覚書
 行政犯における事実の錯誤と法律の錯誤との限界
 過失犯の構造とその問題点
 「早すぎた構成要件の実現」について
 両罰規定と法人の犯罪能力
 法人の処罰と求償について
 企業犯罪と刑事制裁
第二部 判例研究
 継承的共同正犯の成立範囲
 未公開株を公開価格で取得できる利益と賄賂罪の客体
 横領罪における不法領得の意思
 相場操縦──変動操作と安定操作
第三部 研究余滴
 ドイツ刑法学者のプロフィール
 刑法学会 刑法学 私史
 刑法学研究と私
 戦後五〇年をふりかえって
 学会賞・学会刊行物をめぐる回想
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