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行政法の新たな理論枠組みの創出を試みる
磯部 力 (國學院大学教授),小早川 光郎 (成蹊大学教授),芝池 義一 (関西大学教授)/編
2011年11月発売
A5判上製カバー付 ,
392ページ
定価 3,630円(本体 3,300円)
ISBN 978-4-641-01298-1
○在庫あり
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*21世紀における国家機能のあり方が検討される中,行政のスリム化・効率化,縦割行政の弊害の排除,内閣機能の強化などを目的として,中央省庁等の再編,地方分権の推進などが行われ,行政はその姿を大きく変えた。また,行政事件訴訟法の大改正をはじめ,行政手続法制や行政情報法制等,いわゆる行政通則法の整備も活発に行われるなど,行政法制も今,大変革期にある。そのような中,今後の行政法学が進むべき方向性を示唆すべく,本企画では,行政法の存在意義を根本から問い直し,新たな理論枠組みの創出を試みた。
第1巻は,行政法学が現在直面している課題に対峙し,アトラクティブなテーマを揃えた。官民連携の拡充など,行政の役割そのものが大きく変化している中で,実務界の要望にも応えるべく,今後の行政法学の方向性を示唆する質の高い理論が展開されている。
【行政法の新構想 全3巻】
行政法の新構想2 行政作用・行政手続・行政情報法
→詳細を見る行政法の新構想3 行政救済法
→詳細を見る
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1 行政法の存在意義=小早川光郎 2 行政法のモデル論=前田雅子 3 行政法の規範体系=野呂 充 4 公権力と公益=仲野武志 5 行政の主体=山本隆司 6 議会と行政--法の支配と民主制:権力の抑制から質の確保へ=中川丈久 7 行政の自己制御と法=大橋洋一 8 地方自治と行政法=飯島淳子 9 協働の進展と行政法学の課題=大久保規子 10 行政上の規範──安全基準を中心とした一考察=高橋 滋 11 行政判断の構造=交告尚史 12 リスク管理・安全性に関する判断と統制の構造=桑原勇進 13 行政と司法──行政機関と裁判所の役割分担=曽和俊文 14 グローバル化と行政法=斎藤 誠
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