国際社会とソフトロー | 有斐閣
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国際社会とソフトロー

国際社会とソフトロー

見えない法の輪郭を描く

ソフトロー研究叢書 > ソフトロー研究叢書 第5巻

中山 信弘 (弁護士・東京大学名誉教授)/編集代表
小寺 彰 (東京大学教授),道垣内 正人 (弁護士・早稲田大学教授)/編


2008年09月発売
A5判上製カバー付 , 314ページ
定価 3,850円(本体 3,500円)
ISBN 978-4-641-01004-8


国際私法・国際取引法

在庫なし

ソフトローとは,法的な強制力がないにもかかわらず,現実の経済社会において国や企業が何らかの拘束感をもって従っている規範を指す。本シリーズは,その実態・構造について研究した東京大学COEプログラムの成果を論文集の形にまとめたものである。
目次
はじめに=小寺 彰・道垣内正人
第1部 国際法
 第1章 現代国際法学と「ソフトロー」=小寺 彰
 第2章 国際法学におけるソフトロー概念の再検討=齋藤民徒
 第3章 いわゆる「非拘束的合意」についての一考察──日中共同声明(1972年)の法的非拘束性の再検討=豊田哲也
 第4章 海洋秩序の維持におけるソフトローの機能=西本健太郎〔奥脇直也監修〕
 第5章 宇宙法におけるソフトローの機能=青木節子
 第6章 安全保障輸出管理と国際法=中谷和弘
 第7章 紛争ダイヤモンド取引規制レジームの形成と展開=西元宏治
第2部 国際私法
 第1章 国際私法とソフト・ロー:総論的検討=道垣内正人
 第2章 国際契約とソフトロー=森下哲朗
 第3章 国際支払とソフトロー=西谷祐子
 第4章 国際海商法の統一性とソフト・ロー──統一形成における統一規則の意義=竹下啓介
 第5章 ソフトローの観点から見た国際航空法──国際標準と勧告方式の遵守を中心として=横溝 大
 第6章 ソフトローの観点から見た国際商事仲裁=早川吉尚
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