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貨幣金融制度と経済発展 -- 貨幣と制度の政治経済学
制度改革はなぜ容易ではないのか
藪下 史郎 (早稲田大学教授)/著
2001年09月発売
A5判上製カバー付 ,
406ページ
オンデマンド定価 11,000円(本体 10,000円)
オンデマンドISBN 4-641-91528-8
(原本ISBN 4-641-16124-0)
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*2019年9月オンデマンド対応。
情報の不完全性や取引費用に注目し,金融制度がどのように成立するか,家計行動や経済発展にどのような影響を及ぼし,どのような影響を受けて発展するかを理論的歴史的に考察する。また多くの経済行動や制度がさまざまな政治的・社会的要因に影響されていることを指摘。
より競争的な市場経済システムや,より効率的な政治行政制度への変革が叫ばれて久しいが,それはなぜゆっくりとしか進まないのか? なぜ期待されたほどの成果があがらないのか? 経済学はそれを解明できるか? 明晰なロジックと精細な分析で展開される制度の政治経済学。
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《主な目次》 序 章 本書の目的と構成 第1部 経済と制度 第1章 制度と経済活動 第2章 経済と政治制度 第3章 経済制度の成立と変化 第2部 貨幣金融制度と経済活動および成長 第4章 貨幣金融制度と経済活動 第5章 取引費用,貨幣需要および家計行動 第6章 経済変動と銀行の自己資本・貸付 第7章 中小企業金融と経済発展 第8章 経済成長と貨幣金融制度 第9章 金融革新と内生的経済成長 第3部 貨幣金融制度の成立過程 第10章 明治初期の貨幣金融制度の成立過程 第11章 アメリカの貨幣金融制度の発展 終 章 現在直面する経済制度の問題
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