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パクス・ブリタニカのイギリス外交

【オンデマンド】 パクス・ブリタニカのイギリス外交 -- パーマストンと会議外交の時代

ジェントルマン外交の神髄

君塚 直隆 (神奈川県立外語短期大学助教授)/著


2006年11月発売
A5判上製カバー付 , 310ページ
オンデマンド定価 8,470円(本体 7,700円)
オンデマンドISBN 4-641-91511-3
(原本ISBN 4-641-17322-2)



国際政治

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*2019年9月オンデマンド対応。
フランス七月革命後のヨーロッパ国際政治に,会議外交を通じて平和の時代を構築したパーマストン英外相。「イギリスには永遠の同盟国もなければ,永遠の敵対国もない」と語るパーマストンの,ねばり強い交渉とイギリス流自由主義の伝統に基づいた外交を描く。
目次
序 章 会議外交の始まりとパーマストンの登場
 会議外交とは何か
 パーマストンとは誰か
第1章 会議外交の形成――ベルギー独立問題とロンドン会議
 会議による平和
 国王選出問題
 フランス軍撤退問題
 会議外交の成功
第2章 会議外交の絶頂期――東方問題とパーマストンの勝利
 メッテルニヒとの確執と東方問題の深刻化
 第二次シリア戦争とウィーン会議
 フランスとの攻防とパーマストンの勝利
第3章 革命の嵐と会議外交の復活――1848年革命とデンマーク問題
 パーマストン外交の孤立とスイス問題
 孤立からの脱却とロンドン会議の開催
 絶頂の最中の外相解任
第4章 クリミア戦争と会議外交の変容
 東方問題の再燃と首相への道
 失敗に終わった会議外交
 パリ会議とイギリスの妥協
 ナポレオン三世と会議外交の変容
第5章 会議外交の終焉とパーマストンの死
 自由党の結成とパーマストン外交への抑制
 デンマーク問題の再燃とロンドン会議への道
 会議外交の失敗と老宰相の死去
終 章 パーマストン外交とは何だったのか
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