|
統治機構のあるべき姿を探る
高橋 和之 (東京大学教授)/著
2006年02月発売
A5判上製カバー付 ,
240ページ
オンデマンド定価 6,600円(本体 6,000円)
オンデマンドISBN 4-641-91484-2
(原本ISBN 4-641-12984-3)
|
*2019年9月オンデマンド対応。
国民内閣制を柱とする政治の領域と,立法・行政・司法概念を再検討する法の領域との両軸から,統治機構のあるべき姿を司法制度改革の行く末を視野に入れながら検討した論攷を収録。憲法学界での数少ないイシューを扱った,統治機構分野での力作揃いの論文集。
|
序論 統治機構論の視座転換 補論 「戦後憲法学」雑感 第1部 政治の領域 1 現代デモクラシーの課題 2 「国民主権」の諸形態――「誰の意思が」から「いかなる意思が」へ 3 「国民内閣制」再論 4 議院内閣制――国民内閣制的運用と首相公選論 5 内閣責任制のメカニズム 第2部 法の領域 6 立法・行政・司法の観念の再検討 7 司法の観念 8 司法制度の憲法的枠組――法の支配と司法権 9 憲法変遷論にみられる混乱の若干の整理
|