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「イギリスの平和」に見る国際秩序の実像
田所 昌幸 (慶應義塾大学教授)/編
2006年04月発売
A5判並製カバー付 ,
266ページ
定価 3,740円(本体 3,400円)
ISBN 4-641-17317-6
在庫なし
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絶頂期にあった19世紀イギリスでロイヤル・ネイヴィーが果たした役割は何か。ナポレオン戦争終結から第一次世界大戦勃発に至る時期のイギリスと,パクス・ブリタニカと称されるイギリスが主導した国際秩序の実像を,ロイヤル・ネイヴィーに注目し理解する。
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はしがき 序 章 ロイヤル・ネイヴィーとイギリス外交=田所昌幸 第1章 自由主義外交の黄金期=君塚直隆 ――パーマストンと奴隷貿易 第2章 クリミア戦争=菅野 翼 第3章 19世紀のRMA=ギャレン・ムロイ 第4章 組織の「近代化」に向けて=田所昌幸 ――19世紀ロイヤル・ネイヴィーの人事と教育 第5章 黄昏のパクス・ブリタニカ=細谷雄一 ――後期ヴィクトリア時代の外交と海軍 第6章 フランス海軍とパクス・ブリタニカ=宮下雄一郎 あとがき 引用・参考文献 用語集 イギリス歴代首相・海相 関連年表 事項索引 人名索引
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