序 章 模索する市民社会 1 「愛知万博問題」とは何か 第1章 メガ・イベントのグローバル・ローカル政治 第2章 誰が計画を変えたのか 2 瀬戸・長久手の地域と万博 第3章 博覧会と瀬戸 第4章 地元環境NPOと万博 第5章 愛・地球博体験的市民参加論 3 愛知万博と里山をめぐる実践 第6章 愛知万博をめぐる市民運動がもたらしたもの 第7章 市民の目線で 第8章 環境NGOが開いた市民参加会議への道 第9章 愛知万博転換点におけるNGOの役割 4 ラウンドテーブルと合意形成 第10章 三歩進んで二歩さがった市民参加 第11章 検討会議のエスノグラフィー 第12章 市民参加型社会に必要な新しいメディアのかたち 第13章 愛知万博と「市民参加の新しい波」のすれ違いの構造 5 環境アセスメントとリスク社会の政治 第14章 愛知万博が環境影響評価制度に残したもの 第15章 万博アセスメント「失敗」の教訓 第16章 リスク社会における生の政治 6 計画者のポジションと方法 第17章 場と情報――万博への関わり 第18章 建築はいかに決定されるのか 第19章 万博会場計画プロセスの現場から 第20章 跡地・廃墟・非場 7 「愛知万博問題」を相対化する 第21章 特論A 沖縄海洋博から愛知万博へ 第22章 特論B 未来を形成する |